【Android Studio】デバッグのやり方とブレークポイントの設定方法とブレークポイントの設定
- 作成日:2022/01/21
アプリの動作確認やテストのおいて必須のデバッグについて解説します。
動作確認で必須のデバッグ
Androidアプリ開発に限らずプログラミング全般に言えることですが、動作確認やテストは非常に重要で、これがなくては話になりません。 Android Studioにも当然デバッグできる機能が搭載されているので簡単に紹介します。
デバッグのやり方
まずエミュレーターを起動させてください。エミュレーターについては以下の記事で紹介しています。
デバッグの実行
プロジェクトを開きデバッグのアイコン(右上の虫マーク)を押下します。 または、ショートカートで「Shift+F9」でも起動できます。
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するとエミュレーターにアプリが起動するかと思います。ただ、これだけでは普通にアプリを実行するのと変わりません。 デバッグの真髄はブレークポイントをはって、アプリの動作確認をソースコード単位でできることにあります。
デバッグの停止
デバッグを停止する場合は停止アイコン(赤い四角)を押下します。またはショートカットでCtrl+F2でも停止できます。

この赤い四角アイコンはアプリの実行中またはデバッグ中でないと赤くなりません。普段はグレーアウトされています。
ブレークポイントの設定
ソースコードファイルを開き、処理を一時停止したい場所にブレークポイントを設定してみます。 行数の右側を押すと赤い丸がつきます。これがブレークポイントです。

デバッグを実行するとブレークポイントの箇所で処理がとまります。

実行再開や、ステップオーバー、ステップインなどは以下のアイコンで可能です。

もちろんキーボードからショートカットでも実行できます。よく使うものを簡単にまとめたのが以下となります。
ショートカット | 名称 | 説明 |
---|---|---|
F9 | Resume | 処理の再開。次のブレークポイントまで進む |
F7 | ステップイン | 1行ずつ処理を実行する。関数があった場合中に入って実行 |
F8 | ステップオーバー | 1行ずつ処理を実行する。関数があった場合中には入らず実行 |
ステップオーバーもステップインも1行ずつ処理を進めるのですが、オーバーは関数自体は実行されますが、関数内まで踏み込まないので、 関数内部の動作を確認したい場合はステップインで実行してください。
逆に関数内の動作確認は不要の場合はステップオーバーでやらないと結構面倒です。