【Android】エミュレーターの作成方法
- 作成日:2022/01/21
Android開発におけるエミュレーターについて解説します。 テストや動作確認はこれがないと始まりません。開発では必須のものです。
エミュレーターとは
Androidアプリを動かす場合、エミュレーターというものをよく使います。 エミュレーターは実際の端末の機能を持った仮想デバイスみたいなもので、以下の画像のようにAndroid Studioで簡単に作成できます。
本来、完成したアプリは実際の端末にインストールして使うのですが、開発段階でそんなことをやっていてはすごく効率が悪いですよね。 そこで、Android Studioでエミュレーターを作成し、あたかも実際の端末につないでいるかのように、アプリの動作を確認できるのです。
作り方
エミュレーターはAVD Managerから作成します。始めてエミュレーターを作成する場合は以下のような画面になるので、 「Create Virtual Device」を押下します。
作成したいエミュレーターを選びます。 種類はTVや携帯電話、タブレットなどがあり、さらに機種まで指定できます。
普通はアプリが動作する環境に応じて決めるのですが、ここではPhoneのPixcel3aを選んでおきます。
複数の端末で動かすことを想定しているアプリなら、エミュレーターを複数作成して動作確認をしていきます。
次にAPIレベルなどを選びます。デフォルトで「Recommended」タグになっているので、まずはその中で選ぶと良いでしょう。
OSのバージョン毎にAPIレベルは決まっていて、基本的に新しいほうが機能をたくさん持っているので、表示されているなかで一番レベルが高いものを選びましょう。
現在Android Studioに入っていないものはDownloadと書かれているので、そこを押下すれば自動的にインストールされます。
最後に名前を決めて完了です。
エミュレーターを新規作成すると以下のように一覧に表示されるようになります。再生ボタンで起動します。
以上、エミュレーターの作成は完了です。