【Java】コレクション(Collection)とは
- 作成日:2022/11/05
Javaのコレクションについて解説します。
コレクションとは
コレクション(Collection)とは複数のデータを管理することに特化したインターフェースです。 複数のデータ要素を扱うものに配列やListがありますが、Listはコレクションインターフェースを元に作られています。
コレクションはListインターフェース以外にもSetやQueue、Dequeというインターフェースの元にもなっています。 コレクションを継承したこれらのインターフェースは、当然ながら複数のデータ管理に特化したインターフェースとなっています。
| インターフェース名 | 特徴 |
|---|---|
| List | 重複可能で順序を考慮したデータ管理をする |
| Set | 重複不可能で順序を考慮しないでデータを管理する |
| Queue | FIFO(先入先出)でデータを管理する |
| Deque | LIFO(後入先出)でデータを管理する |
また、これらのインターフェースを継承したクラスも用意されています。 一例をあげるとこんな感じです。
実際、Javaで配列を使う場合はArrayListをよく目にするかと思いますが、 ArrayListクラスはListインターフェースを継承したクラスです。 そして、ListインターフェースはCollectionインターフェースを継承しています。
Javaでは継承を繰り返すほどより具体的な機能をもつので、 下に行くほど何かに特化したデータ管理が可能なクラスとなっています。